知られざるメガネの曇り止め方法!誰でも出来るプロの技をご紹介

ゆうちゃんの眼からうろこ話

室内と気温差があった時、温かいうどんを食べた時などメガネが曇る事はよくあります。今はコロナ禍でマスクを常用する生活になり、メガネを掛けている方はマスクのせいでレンズが曇って視界が白くなり何をする時も困ってなんとかしたいと思っています。

そこで皆さんはメガネの曇り止めを買求められ、一時品切れになる事もありましたが、販売している私が見る限り、その曇り止めの正しい使い方を知っている方は少ない様です。

この記事を読んで頂き曇り止めの本来の効果的な使用方法を解説して、メガネを掛けている方が快適にマスクも使えるようになって頂きたいと思います。

メガネのくもりは曇り止めを正しく使えば解決できます

曇り止めには色々種類があるのですが、大きく分けて本格型と補完型の2種類があって用途が違います。

本格型はスプレーやジェルで液状化したタイプでまず最初に曇り止めとして使うものです。補完型はドライクロスで曇り止めを仕込んだ乾いた布や紙です。補完型は本格型の曇り止めをした後にその効果が徐々に減ってきたら、軽く拭くことで曇り止め効果を維持するように使うのです。

多くの方がこの使い方を知らないのですが、一番の大きな間違いは最初の本格型の曇り止めの使い方です。

正しい使い方を結論から言うと、液状の曇り止めを着けた後それを完全に乾かしメガネに白く残った曇り止めを透明になるまでレンズをティッシュで磨くというやり方事です。
そして大体3日位使っていると曇り止め効果が減るので、曇り止めクロスで補完するとよいのです。

一番の間違いは、メガネにスプレーしてすぐ拭き取ってしまっている事です。
着けたけど殆ど着いていない事になっているのです。

ここで曇り止めの種類と用途をまとめておきます。

種類タイプ用途
本格型スプレータイプ
ジェルタイプ
ウエットシートタイプ
最初の曇り止めとして使用
補完型ドライクロスタイプ
ドライシートタイプ
本格型の曇り止めを付けた
後の補助として使う

図解!誰でも出来るメガネ曇り止めプロの技

ここでは曇り止めの根本である本格型の曇り止めの使用方法をご説明します。これで本当に曇らないメガネができます。

①先ずはメガネを奇麗に水で洗って下さい。洗うならメガネシャンプーでメガネを丸洗いしておく方が良いです。曇り止めを塗りつける時にレンズが砂埃でこすれて痛まない様によく洗い、そしてティッシュペーパーで水分を取り乾かしてください。

メガネシャンプーメガネシャンプー使用

そして次の様なメガネ用曇り止めを使用します。

メガネ曇り止め液
左 液状タイプ 右ジェルタイプ

②次に曇り止め液をメガネレンズに1プッシュ付けてティッシュで図のように伸ばしてください。表も裏も付けてくださいね。

メガネ曇り止め塗る

③そして1~2分その液が乾くのを待ってから、乾いたティッシュでその曇り止めの付いたレンズを透明になるまで拭き取って頂くと完成です。

乾かすのがポイントです。

曇り止め乾燥
レンズに曇り止めでもやもやします

この白く残った曇り止め液が曇り止め効果の素であり、ティッシュペーパーで磨いて透明の膜になっていくのです。ここでメガネ専用の細かい繊維製のメガネ拭きで拭くと折角の曇り止めを拭き取ってしまうので全てが台無しになるので必ずティッシュで拭いて下さいね。

ティッシュでもやもやを拭き取る感じ。

透明になれば曇り止め完成です。

この曇り止め効果はだいたい3日ほどもちます。最近では拭くだけで曇り止めになるシートもありますが、上記の本格型の曇り止めを行ったあとの補完として使うとよいです。

曇り止めの種類と特徴のまとめ

種類タイプ用途参考商品商品情報
本格型スプレー液タイプ最初に付ける曇り止めスプレー液メーカー名
㈱イチネンケミカルズ
本格型ジェルタイプ最初に付ける曇り止めジェルメーカー名
㈱ソフト99
補完型ドライシートタイプ最初に付けた曇り
止めの補完

25回位使える

※単体でも使用可能
だが効果少ない
曇り止めシート販売店
メガネのパリミキ
メガネの三城
補完型布タイプ最初に付けた曇り
止めの補完

300回位使える

※単体でも使用可能
だが効果少ない
曇り止めクロス缶入り販売店
メガネのパリミキ
メガネの三城

ちなみに下記の右側のウエットタイプは本格型です。メガネにウエット液を塗って乾かしてティッシュペーパーで磨いて下さい。

曇り止めシート
左 ドライタイプ 右 ウェットタイプ
タイトルとURLをコピーしました