世界中の働く全ての方に知って頂きたい接客業の素晴らしさを語ろうと思います。
この記事によって接客業が世の中で必要かつどう貢献しているかを知って頂き、主に店舗で働く方、これから店舗で働く方ににもっと自信をもって働いて頂きたいと思います。
接客業は社会人になる方全てに体験すべき業種だと思います。
その理由は
①社会人として人と接する場合のマナーや感謝の心や働く意義の基本から応用まで幅広く学ぶことが出来、人として成長できる事
②仕事内容そのものがが経済社会を支える業種であるという事
今回はこの2点に絞って解説していきます。
接客業は人を成長させる業種である事について
人を成長させるポイントはいくつもありますが、今回は接客業の本髄『人への応対』についてご説明します。内容は次の3点です。
①人を受け入れる能力を身につけることが出来る
社会に出るとほんと色んな性格やものの言い方をする人が居ます。優しい方、弱気な方、自尊心の高そうな方、それを肌で感じつつ冷静に応対するのが社会人です。
この事を実はだれも教えてくれません、その為対人関係に疲れたり、病気になる方もおられます。この分野は人として基本といわれ個人の性格とされている風潮もあるのも現実です。
しかし社会人として生きていくためには無くてはならないスキルでもあるので、実はある程度考え方で対処法がありそれが接客業の中にある人を受け入れスキルです。
ご説明します。
前提として世の中の人は全員変な人です。えっ!って思うかもしれませんが、この事を受け入れてみてください。人は自分を基準に他人を見ますので、多かれ少なかれ他人に好感や違和感があるのが当然ということです。
話をするとき先ずは聞く事からはじめます、人は自分の話を聞いてくれる方に心を開き始めます。傾聴法などもあります。どんな方も要望があって折り合いをつけることが必ずできますから、その折り合い点を探りながら聞くのです。
比較的簡単なご要望だったりもしくは理不尽な内容だったりはありますが、接客のプロとして冷静に対応するためにこの「聞く事」と「自分以外は変な人」を覚えればよいでしょう。すると人を受け入れる事が楽になります。
②人の悩みを解決する能力を身につけることが出来る
ご要望を伺ったら次は解決方法を提案する段階になります。
出来る出来ないはある程度は接客側は最初にわかると思いますが、答えはすべてお話をきいてから行ってください。
実は人の悩みを解決する方法は根本的にはお金か時間です。またえっ!って思うかもしれませんがよく考えると要望が叶うまで待つか、手っ取り早くするなら費用はどうするかなのです。しかしこれでは味気無いですよね。
この味気無さに良い味を付けることが接客です。
つまりこの味付けをどんな方法でもよいので実行しようという態度が悩みを解決する方法であり、この行動を取ろうと思う時点であなたは成長しているのです。
具合的なお悩み解決方は業種によって色々ですがその業種の範囲内で行えば大丈夫です。神対応なんて離れ技はしなくても良いです。
③人を導く能力を身につけることが出来る
余談ですが、一昔前に「お客様は神様です」なんてセリフを聞いたことがありますが、これは全くのでたらめで正しくは『お客様は悩める子羊です』であります。
もし神様なら何でも自分一人でできますよね。何かお困りやご希望があって接客を受けるのですから、救われるべき子羊であり、接客業は決して僕ではありません。
これは接客のゴールです。接客は画一的なものではなく、一対一で尚且つ答えも個人ごとにあります。その為答えに悩むことは良くあります。
でも安心してください。その答えは何でもよいのです。あなたが悩める人にあなたの時間を使って出した答えなので、もし違ってもやり直しは全然大丈夫です。思いは伝わります。
つまり答えに悩む事これがあなたが成長している状態なのです。
接客業が経済社会を支えている事について
接客業は接客をしてお金を稼ぐお仕事です。こう書くとすこし語弊がありますが、世間の皆様が意外と誤解している面がここにあるので解説していきます。
経済社会はお金が世の中を回って成長していくことは皆さんご存じだとおもいますが、そのお金をまわしているのはお客様ですが、それをスムーズに回す役が接客業です。
生活商品や旅行や色々なサービスは利用する方が居てそれを提供する人が居るのですが、消費者はお金を出してそのメリットや楽しみを得ます。
ただここに於いて重要なポイントはその価値です。
消費者はお金とそれに見合う対価を求めますのですが実は提供される商品やサービスはそれ自体の原価や元手は低いので、商売は何か卑しく捉えられたりされてきました。
①商品の価値は接客の付加価値が含まれる
結論から言います!
本来消費流通経済は等価交換が基本ですが商品自体はその価格に利益が含まれますので、商品価値は価格と等価ではないのです。そこでその商品を等価交換できる価値にまであげる職業が接客業なのです。
そうです!原価+利益=価格だからです。接客業はその利益を得ているのです。
実はここが世の中の誤解を招いている公式なのですが、私が強く言いたく気付いてほしい真実を書かせて頂きます。
接客やサービスは形がないものですが歴とした価値のある商品で、その業種で販売や利用をされているものにくっついているもので、接客業はいつも支払われる対価以上になるように努力をしているという事と接客業はその努力する事が自分の成長になるという事です。
例えば10000円の価格のもので原価は3000円だったとします。
このままものを売れば単なる商人ですが、7000円分の接客価値を付ければ等価交換で問題なし、接客で成長したければ7000円以上の価値を自分で考えて付ければ良いという事です。
②接客業を行う側に意識して欲しい事
それはその時商品を買う人や利用するお客様だけを対象にしないで欲しいという事です。経済社会の流れを作る素晴らしい役目をもつ者として、お困りの方を救う量で貢献すべきです。
簡単にいうと接客サービスを単体で提供してもよく、あとで利益として回収もできるのです。
具体的に私の店での話を例に挙げます。
私の店はメガネ屋でして、メガネの単価は大体40000円です。
近くにメガネの安売り店があり、そこの単価は5000円です。
ここで世の中のメガネを希望するお客様を救える数で考えると、安売り店は40000円の売上で8人救う事ができるが私の店では1人だけとなります。
ここで考えるべきはその安売り店に負けない様にする為、私の店では7人以上の方に買って頂かなくても、メガネの調整などサービスをする考えをもってます。
またいつか購入して頂ければよいという考えです。
これで安売り店に負けない世の中に貢献する接客業をしております。
私の店は評判もよく競合店とも共存してますしので、小さいですが微力ながら経済社会の流れを作っていると自負してます。
まとめ 接客業は人を成長させる
接客業をすると目の前のお客様だけでなく将来のお客様も救うことが出来て、経済社会に貢献もできるという事なのです。
接客業を体験すると人を理解し社会への貢献もでき、経済の流れにも担うことができる素晴らしい社会人になれるのです。